<就職難>大卒者約300万人の就職先が未定、都市部の失業率は4.3%に―中国

Record China    2009年7月26日(日) 12時6分

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24日、中国人力資源・社会保障部は、中国全土の大卒者710万人のうち、6月末までに約415万人の就職先が決定したと発表。大卒者約300万人の就職先が未定であることが明らかになった。写真は未就職者を対象とした南京市での就職フェア。

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2009年7月24日、中国人力資源・社会保障部は、中国全土の大卒者710万人のうち1−6月までに約415万人の就職先が決定したと発表。大卒者約300万人の就職先が未定であることが明らかになった。南方網が伝えた。

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同部のデータによると、今年度の大学卒業生は昨年よりも52万人多い610万人で、これに加えてまだ就職が決まっていない昨年度の卒業生約100万人がおり、合計約710万人が今年の就職活動に臨んでいる。同部は24日の定例記者会見で、「1−6月までに大卒者約415万人の就職が決定し、就職内定率は約68%となり、昨年とほぼ同レベルとなった」と発表。未だに約300万人の就職先が決まっていないことが明らかになった。

一方、最近刊行された「就職青書:2009年中国大学生就職レポート」によると、08年度の大卒者の卒業半年後における就職率は約86%だった。同部就職促進局の王亜棟(ワン・ヤードン)副局長はこれまでに、大卒者に対して今年下半期(7−12月)中に実施する各種就業支援策を示した上で、「今年は就職率88%を実現する」との見解を示してきた。

定例記者会見ではこれ以外に、1)1−6月の都市部の登録失業率が4.3%となり、昨年とほぼ同レベルで推移している、2)1−6月の新規就業者数は569万人で、年間目標900万人の63%に達した、3)失業者の再就職者数は271万人に達し、年間目標500万人の54%に達した、などが発表された。(翻訳・編集/HA)

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