Record China 2009年7月26日(日) 17時24分
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23日、地下鉄建設のため一部取り壊しが決まっている北京の有名なカフェストリート「南鑼鼓巷」で、高額な立ち退き料を受け取った住民がいることが明らかになった。写真は南鑼鼓巷。
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2009年7月24日、地下鉄建設のため一部取り壊しが決まっている北京の有名なカフェストリートで、高額な立ち退き料を受け取った住民がいることが明らかになった。中国新聞社が伝えた。
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北京のほぼ中心に位置する南鑼鼓巷は、全長1kmにも満たないカフェストリート。昔ながらの町並みを生かしたおしゃれなカフェやバーが立ち並ぶ。地下鉄駅の建設のため一部家屋の取り壊しが決まっているが、立ち退き料が1平方メートル当たり15万〜30万元(約208万〜416万円)に上るとインターネット上で暴露されたのだ。前門や西単など市内中心区の立ち退き料を上回る、北京最高の補償額だけに注目を集めている。
同紙記者が立ち退き区域の住民を取材したところ、誰もが補償基準を明かさなかったというが、「敷地十数平方メートルに400万元(約5500万円)以上が支払われているのは確実」としている。なかには9000万元(約12億4200万円)を手にした住民もいるようだ。小さな通りから一夜にして億万長者が誕生したことになる。
変わりゆく町並みを長年見つめてきた住民もいる。2平方メートルほどの空き地を指差しながら、「そこには小さな店があったが、道路拡張で立ち退きを余儀なくされた」とその老人男性は振り返る。中国政府から支払われたという立ち退き料は6万元(約83万円)。生活がひっ迫していたために、家主は低い補償額に応じ、店をたたんで通り沿いにある小さな家を買ったという。それが今回も立ち退き対象となり、家主は400万元(約5500万円)以上を受け取ったようだ。(翻訳・編集/SN)
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