漢方の本場産の「高麗人参」、相場は韓国産の15分の1!―中国紙

Record China    2009年7月27日(月) 23時46分

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24日、漢方薬の原料として知られる高麗人参。ところが、漢方の本場である中国・吉林省産のものは韓国産の15分の1程度の値段で売られているという。写真は吉林省産の高麗人参。

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2009年7月24日、漢方薬の原料として知られる高麗人参。ところが、漢方の本場である中国・吉林省産のものは韓国産の15分の1程度の値段で売られているという。なぜそれほど値段の差が大きいのか?人民網が伝えた。

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吉林省白山市撫松県は高麗人参の里として知られている。数百年にわたって高麗人参を栽培してきた。地元住民のほとんどが栽培農家だ。高麗人参は地元の重要な収入源だが、ここ数年はほとんど儲けがない。吉林農業大学の張連学(ジャン・リエンシュエ)教授によれば、1990年代から無計画な増産を続けた結果、供給過剰になってしまった。また、地元農家がそれぞれ独自に栽培・販売しているため、品質管理が徹底されておらず、産業として成り立っていないのが現状だ。

吉林省産の高麗人参「長白山」も有名ではあるが、韓国の「正官庄」ブランドに比べると国際的な知名度は低い。同省では今後、産学一体により韓国産に負けないブランド作りを目指すという。(翻訳・編集/NN)

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