旧石器時代の八仙洞遺跡、2万年以上前のものと判明―台湾

Record China    2009年7月24日(金) 22時42分

拡大

23日、台湾中央研究院の臧振華博士率いる調査隊が、台東県長浜郷にある八仙洞遺跡が今から2万年以上前のものであることを突き止めた。

2009年7月23日、台湾中央通信社によれば、台湾中央研究院の臧振華(ザン・ジェンホワ)博士率いる調査隊が、台東県長浜郷にある八仙洞遺跡が今から2万年以上前のものであることを突き止めた。中国台湾網が伝えた。

八仙洞遺跡は1968〜69年にかけて台湾大学の宋文薫(ソン・ウェンシュン)教授らによる調査で約5000年〜1万5000年前のものと測定され、旧石器時代の遺跡として観光名所になっている。

台湾の行政院文化建設委員会(文建会)は昨年9月、同遺跡の正確な年代を調査するため、同研究院歴史語言研究所の臧副所長や台湾大学地質科学学部の陳文山(チェン・ウェンシャン)教授を始めとする調査隊に調査を依頼していた。

今回の調査では、洞窟内から火を炊いた跡も発見された。米ハーバード大学に依頼し、放射性炭素年代測定(炭素14年代測定)をした結果、2万年以上前のものであると測定された。(翻訳・編集/NN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携