中国の企業家が英衛星TV局を買収=中国文化紹介放送に転換か―中国紙

Record China    2009年7月14日(火) 11時57分

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11日、西京集団を率いる葉茂西氏は英衛星テレビ局・PROPELLERを買収したことを明かした。写真は上海市・和平ホテルの衛星テレビ受信アンテナ。

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2009年7月11日、西京集団を率いる葉茂西(イェ・マオシー)氏は英衛星テレビ局・PROPELLERを100%買収したことを明かした。12日、浙江在線が伝えた。

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同局は2006年2月に放送を開始、現在では欧州数十か国で営業している。08年11月にはイタリアはヴェニスで「欧州最優秀映画チャンネル賞」も受賞した。しかし金融危機で資金繰りに行き詰まり戦略的パートナーを捜していたという。葉氏は今年初頭、温家宝首相が中国代表団を率いて訪英した際に同行、同局とめぐりあった。半年もの交渉の末、ついにこのたび100%買収が決まったという。葉氏は買収後、同局の放送内容を一変させ、中国の文化、礼儀、歴史、風習、経済、商品、人物などを紹介する方針を示している。

浙江省温州市は今や中国のみならず世界経済に大きなインパクトを与えた温州商人を生み出した地として有名。葉氏もその一人だが、ほかにも複数の温州商人が海外のテレビ局買収、創設に乗り出しているという。ある関係者は、テレビ局買収は中国文化の国際化戦略の実践であり、中国のソフトパワーを高めるものだと評価している。(翻訳・編集/KT)

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