2009年7月12日、同日付新華社によると、新疆ウイグル自治区政府は5日に起きた暴動による負傷者が1680人に上ったことを明らかにした。12日現在で939人が入院しており、危篤が74人、重傷は216人。これまでに184人が死亡した。

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地元政府によると暴動での死亡者の内訳は漢族が137人（男性111人、女性26人）、ウイグル族が46人（男性45人、女性1人）、他にイスラム教徒の男性が1人だった。暴動発生後、当局が死亡者の民族構成を発表したのはこれが初めて。民族間の対立をさらに激化することを防ぎたいとの考えがあったとみられる。

自治区政府は今回の暴動での死亡者に対して1人当たり20万元（約270万円）の救済金と1万元（13．5万円）の葬儀補助金、負傷者に対しては入院・治療費と生活費を支給することを発表している。（翻訳・編集/東亜通信）