Record China 2009年7月12日(日) 11時6分
拡大
2009年7月、レコードチャイナのライターによる個人ブログ「21世紀中国ニュース」は、 ニセブランドがばかりがテナントに入った商業ビルが登場したと報じた。ビルオーナーは“うっかり”したと弁解しているという。写真は南寧市。
(1 / 4 枚)
2009年7月、レコードチャイナのライターによる個人ブログ「21世紀中国ニュース」は、ニセブランドがばかりがテナントに入った商業ビルが登場したと報じた。ビルオーナーは“うっかり”したと弁解しているという。
【その他の写真】
以下は同ブログから。
最近では日本でも中国ニセモノ事情がいろいろ紹介されるようになりました。もはやそのパクリ力の凄まじさはよく知られているところ。しかし今回ご紹介するエピソードはひと味違うおかしさがあります。
7月3日付中国新聞網が取り上げたのは、広西チワン族自治区南寧市の繁華街に位置するできたての商業ビル。壁面には「名店集結」という文字とテナント募集の広告があります。さてではどんなテナントがあるかというと、これがもう笑うしかないニセモノのオンパレード。ざっと紹介すると以下のとおり。
「Nike」が「Like」
「屈臣氏」(ワトソンズ)が「晨屈士」
「LOUIS VUITTON」が「Louis Viouttin」
「Macdonald」が「Mdconald」
「Omega」が「Ometa」
「セブンイレブン」が「セブンセブン」
よくもまあこれだけのニセブランドを集めたものだと逆に感心しましたが、実際はもっとトホホな展開。なんとこれらの看板はビルオーナー側がつけたもの。「テナント募集が盛り上がるかと思ってとりあえず店舗の看板を入れてみたんだけど、ちょっと“うっかり”してミスしちゃった。まあ撤去するから」との弁明。Mdconaldの看板がついた区画に入居した事業者も「いやこの看板はもちろん撤去するよ。だってうちマクドナルドじゃないし」というとぼけたお答え。
もはやつっこむのは馬鹿らしくなるような、すがすがしいまでのパクリ力に脱帽です。ちなみに昔だったらちょっと怪しい個人店舗は市場とか裏通りの小さな店でやっていましたが、最近はそういう店を集めた大型ビルが増えているイメージです。テナント料が高いらしく、値段がガツンとあがっているのは勘弁して欲しいところですが。もちろんニセブランド品が並んでいる確率も結構高いので、ビルオーナーがつけた看板もあながち間違いではなかったのかもしれません。(筆者:chinanews)
■「21世紀中国ニュース」は中国在住経験を持つ翻訳者のブログ。『21世紀は中国の世紀』と言われその成長がもてはやされるなか、「このまますんなりと発展が続くとは思えない」と考え、スポーツにとどまらず中国関連の「気になるニュースをピックアップし」紹介している。FC2ブログに掲載。
この記事のコメントを見る
Record China
2009/7/11
2009/7/10
2009/7/8
2009/7/7
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら
業務提携
Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る