Record China 2009年7月10日(金) 22時18分
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9日、中国の贈収賄事件では大型案件の95%以上に女性問題が絡んでいることがわかった。写真は愛人絡みの汚職事件の公判。
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2009年7月9日、広州日報によると、中国の贈収賄事件では大型案件の95%以上に女性問題が絡んでいることがわかった。
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中国共産党中央紀律検査委員会(以下、中紀委)・中国共産党中央組織部第2巡回チームのリーダー、祁培文(チー・ペイウェン)氏は8日、広東省東莞市を訪れ、劉志庚(リウ・ジーグン)市委書記と李毓全(リー・ユーチュエン)市長率いる幹部1200人余りを前に紀律教育報告を行い、「権力を有する指導者や幹部は、企業の経営者との間に一線を画するべきだ」と語った。
祁氏は「企業の社長らと親しくなりすぎると、そのうちに必ず問題が生じる」と冒頭から率直に発言。「彼らは役人と親しくするためには何でもする。だが君たちがそれに乗ってしまったら、後は彼らの思うつぼだ」と中紀委での長年の経験で得た結論を披露した。「1度誘いに乗ったら、2度目はもう断れない」として「1度目の過ちをいかにして防ぐかが運命の分かれ目だ」と強く語った。
さらに「中紀委が調査した贈収賄事件の大型案件のうち、95%以上に女性問題が絡んでいる」と暴露。愛人や情婦を囲うための金銭は賄賂でまかなっていた公務員がほとんどだという。
また、賭博や買春、麻薬に手を出すことはもってのほかで、それがたとえ国外での行為でも絶対に許されないと説き、「公務員1人1人が紀律を正すことも大事だが、家族や親戚も襟を正すように」と全員に呼びかけた。(翻訳・編集/本郷)
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