自動車販売600万台突破で世界一の市場に、小型車減税が効果―中国

Record China    2009年7月10日(金) 11時36分

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9日、中国自動車工業協会は今年上半期の自動車販売台数を発表。販売高は前年比17.7%増の609万8800台となり、米国や日本など自動車大国をはるかに上回る世界最大の新車市場となった。写真は2009年上海モーターショー。

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2009年7月9日、中国自動車工業協会は今年上半期の自動車販売台数を発表した。前年同期比17.7%増の609万8800台が販売され、米国や日本など自動車大国をはるかに上回る世界最大の新車市場となった。新華社が伝えた。

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2009年は世界の自動車業界にとって大恐慌以来最悪の年となっている。トヨタ自動車が71年ぶりとなる巨額の赤字を計上するなど販売台数は大きく落ち込んだ。今年上半期の自動車販売台数は米国が前年同期比で35.1%減、日本が21.5%減、ロシアが49%減となったほか、イギリス、フランス、スペイン、イタリアなど欧州諸国でも2桁減が続いている。

こうしたなか、唯一気を吐いたのが中国市場。小型車減税など政府の支援策が功を奏した。特に小型車減税の影響を受け排気量1600cc以下の小型車の伸びが目立つという。一方で商用車需要は低迷が続くほか、上半期の輸出も前年比60%減と大きく落ち込んでいる。(翻訳・編集/KT)

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