Record China 2009年7月9日(木) 17時31分
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8日、「山寨機」と呼ばれる中国製の「パクリ携帯」がインドから締め出されることになり、中国からインドへ輸出される携帯電話端末が激減している。写真は中国製の山寨機。
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2009年7月8日、インド政府は先ごろ、海外から輸入される携帯電話などの品質基準をさらに厳しくすることを発表したが、それにより通称「山寨機」と呼ばれる中国製の「パクリ携帯」が締め出されることとなり、中国からインドへ輸出される携帯電話端末が激減している。上海証券報の報道。
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「パクリ携帯」とは、世界の大手ブランド製品の機能などをコピーして生産し、製品名やデザインに変更を加えて“国産品”として仕上げたもの。中国深センで生産される「パクリ携帯」は年間8000万台にのぼり、そのうち少なくとも45%が海外へ輸出されている。インドはその最大の輸出先となっており、通信情報技術省の推計によると、インド国内における利用者は約2500万人。印・携帯電話連盟(ICA)の推計では、毎月400〜500万台の携帯電話端末が中国から輸入されているが、そのおよそ3分の1がパクリ携帯だという。
ところが、今回のインド政府の措置により、中国からインドへ輸出される携帯電話端末が激減している。業界関係者によれば、今年のインド向けパクリ携帯輸出量は前年比4割以上減少しており、以前なら1日あたり2〜3万台の端末を輸出していたのが、現在では数千台にまで減少しているケースもあるという。他国からの発注も減少傾向にあり、今後、インドと同様の措置をとる国が増えれば、中国のパクリ携帯業界にさらに大きな打撃がもたらされる可能性が高いと話している。(翻訳・編集/岡田)
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