<生活コスト番付>東京・大阪が上位2位、北京は9位に上昇―中国

Record China    2009年7月8日(水) 23時28分

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8日、米コンサルティング会社が2009年度の世界各都市における生活コストランキングを発表。トップは東京、2位は大阪と日本の都市が上位を占め、北京は9位に浮上した。資料写真。

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2009年7月8日、広州日報によると、米コンサルティング大手のウィリアム・マーサー社はこのほど、2009年度の世界各都市における生活コストランキングを発表した。北京はシンガポールやロンドンを上まわり、9位に順位を上げた。

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調査は世界144都市を対象に、住宅や食品、衣服、日用雑貨や交通費など200品目余りについて行われた。世界で最も生活コストが高い都市は1位が東京、2位が大阪と、上位2位を日本の都市が占めた。金融危機による為替レートの変動が大きく影響しており、06〜08年に生活コスト3年連続首位だったモスクワを抜き、東京が前年の2位から首位に転じた。大阪も6位から一気に2位へと浮上した。

中東ではディルハムを通貨に使用している国が少なくないが、為替レートの関係から物価が上昇し、ドバイは32位から20位となり、アラブ首長国連邦のアブダビも39位から26位に順位を上げている。

一方、EU諸国はユーロの下落により生活コストが下がり、多くの国が順位を下げている。また、ポンドの急落によりロンドンは前年の3位から16位にまで順位を下げ、2001年以来初めて10位圏内から外れたほか、ノルウェーの首都オスロも4位から14位へと順位を下げる結果となった。(翻訳・編集/岡田)

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