内モンゴルの各地でイナゴが大量発生=駆除薬品を大量に散布、薬害の懸念も―中国

Record China    2009年7月6日(月) 11時54分

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5日、「中央人民広播電台・経済之声」は、内モンゴル自治区全域の約半分にわたって、イナゴの大量発生による被害が発生したことを伝えた。被害を受けた農地面積は147万ヘクタールに及ぶという。写真は中国で大量発生したイナゴ。

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2009年7月5日、「中央人民広播電台・経済之声」は、内モンゴル全域の約半分にわたって、イナゴの大量発生による被害が発生したことを伝えた。被害を受けた農地面積は2200万ムー(約147万ヘクタール)に及ぶという。

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報道によると、6月末までにすでに半数の都市部でイナゴの大量発生があり、5600万ムー(約373万ヘクタール)で被害を受け、特に被害の大きかった面積は3400万ムー(227万ヘクタール)に及んだという。被害を受けた農地面積2200万ムーは、内モンゴルにおける全耕地面積の5分の1に相当するという。

イナゴ駆除のためにすでに飛行機による化学薬品の空中散布などの対策がとられているが、大規模な散布による耕地への影響も懸念されている。イナゴの薬品への抵抗力の増大も予想され、地元政府と農牧民は非常に困難な選択を強いられている。(翻訳・編集/津野尾)

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