中国共産党、党内の腐敗取り締まり強化に乗り出す=党成立88周年に向け―中国

Record China    2009年7月6日(月) 15時46分

拡大

2日、1921年7月23日に結成された中国共産党は、間もなく成立88周年を迎える。これに先立ち、政治腐敗を一掃する動きが活発となっている。写真は人民大会堂。

(1 / 4 枚)

2009年7月2日、中国新聞社によると、1921年7月23日に結成された中国共産党は、間もなく成立88周年を迎えるが、それに先立ち、党内の政治腐敗を一掃する動きが活発となっている。

その他の写真

中国ではこのところ、中国共産党天津市委員会の皮黔生(ピー・チエンション)常務委員や広東省深セン市の許宗衡(シュー・ゾンホン)市長、広東省政治協商会議の陳紹基(チェン・シャオジー)主席、浙江省紀律検査委員会の王華元(ワン・ホアユエン)書記、中国公安部の鄭少東(ジョン・シャオドン)部長補佐など、多くの高級官僚が汚職で職を追われている。

中国共産党は中国建国以来、ことある毎に党内の綱紀粛正を繰り返してきた歴史がある。今回も党成立88年という節目にあたり、“大物”と目されていた多くの高級官僚が拘束された。しかし、中国共産党の高級幹部を養成する中共中央党校の陳述(チェン・シュー)教授は、汚職の一掃に大きな成果が挙がっているものの、腐敗がなくなるわけではないと話し、急速な経済成長や政治体制の変化、法体制の不足などを背景に、党内にはまだ多くの問題が存在すると指摘した。(翻訳・編集/岡田)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携