ネット上の「客室乗務員おさわり指南」を実行した男、警察から大目玉―湖北省武漢市

Record China    2009年7月4日(土) 0時34分

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1日、中国国内線の機内で女性客室乗務員の太ももに触った男性乗客が空港到着後に警察に引き渡された。男はネットで見た「客室乗務員おさわり指南」を実行しただけだというが…。写真は南方航空の客室乗務員。

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2009年7月2日、武漢晩報によると、上海から武漢に向かう南方航空の国内線の機内で1日、女性客室乗務員の太ももに触った乗客の男がセクハラ容疑で警察に引き渡された。

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武漢天河国際空港の派出所に連行されたのは湖北省恩施トゥチャ族ミャオ族自治州出身の30歳の男。機内で通路側の座席に座り、女性客室乗務員がそばを通り過ぎた際に太ももとひざを触ったという。乗務員は怒って男を責めたが、男は持っていた飲み物を自分にかけて「客室乗務員の不注意で服を濡らした」と逆に彼女に抗議し、2人は激しい言い争いに。その一部始終を他の乗客が目撃しており、「男が最初に彼女に触った」と証言し、武漢空港到着後、男はセクハラ容疑で空港派出所警官に引き渡された。

警官が男から話を聞くと「先日、ネット上に『客室乗務員のおさわり指南』というスレッドがあり、そこにあったたくさんの書き込みを見て自分もやってみようと思った」と告白。警察は男の行為を「ふとどき極まりない。だがセクハラとはいえない」として、男に乗務員への謝罪と反省文の作成を命じ、同時に厳重注意を行った。

南方航空の関係者は、中国の各航空会社で最近多発する乗務員へのセクハラについて、「インターネット上に多数存在する無責任な『客室乗務員おさわり指南』のスレッドが原因」とコメントしており、各ポータルサイトに関連スレッドの削除を求めたいとしている。(翻訳・編集/本郷)

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