2009年7月1日、国家洪水干ばつ対策総指揮部弁公室は、今年6月30日までの洪水被害統計を発表した。被害額は107億元（約1510億円）に達したという。新華網が伝えた。

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発表によると、洪水被害は22の省・市に及んだ。各種被害統計は以下のとおり。耕地被害は152万ヘクタール、被災人口は2060万人、死者95人、行方不明21人、倒壊家屋5万7000戸、直接的な経済被害額107億元。

国家洪水干ばつ対策総指揮部弁公室によると、今年の洪水には4つの特徴がある。第1に移動性豪雨など降水量が多いこと、第2に上陸した台風の数が多いこと、第3に中小規模の河川の氾濫が目立つこと、第4に局地的な災害、特に山岳部での被害が目立つこと。洪水による死亡被害の80％は山岳部で発生している。（翻訳・編集/KT）