「米の国債とは距離を置け」!中国で高まる、対米協調路線からの脱却論―米誌

Record China    2009年7月2日(木) 7時53分

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6月30日、米ニューズウィーク誌はこのほど、中国が欧米との協調路線を捨てて、独自の道を歩み出していると伝えた。資料写真。

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2009年6月30日、環球時報によると、米ニューズウィーク誌はこのほど、中国が欧米との協調路線を捨てて、独自の道を歩み出していると伝えた。

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中国で先ごろ出版された「中国不高興」(不機嫌な中国)という書籍が話題になっている。それによれば、中国は欧米と決裂すべき時期に来ており、とくに米国の債券(国債が中心)から手を引き、距離を置いた関係とすべきだと指摘されている。環球時報が5月に行った意識調査でも、87%が中国が米国債券を買い支えることを支持しないと答えているほか、中国の主要な経済学者の多くも中国政府はリスクの高い米国市場から手を引き、多様な投資のかたちを追求すべきだと指摘している。

現時点では、中国政府は米国経済から手を引くという考えには「現実的ではない」と後ろ向きな姿勢を示しているものの、多くの人がリスクの高い米国市場から手を引き独自の道を追求すべきだと考えていることが中国政府の姿勢にまったく影響しないわけではないと見られている。(翻訳・編集/岡田)

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