Record China 2009年7月3日(金) 0時32分
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2009年6月、1950年代に建設された北京大学の老朽校舎の取り壊しが決まり、話題となっている。取り壊しに反対する声が高まるなか、関係者は法的な問題はなく、また大学の発展のためには必要なことと反論している。写真は北京大学。
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2009年6月、1950年代に建設された北京大学の老朽校舎の取り壊しが決まり、話題となっている。30日、網易が伝えた。
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北京大学南門を入ると10棟余りの古い校舎が目に入る。いずれも1950年代に建設されたもの。そのうちの一つ、25号楼が取り壊され、新たにニュース学院の校舎が建設されることが発表された。
この発表は大きな反響を呼んだ。大多数が取り壊しに反対するもので、「北京大学はその精神を失い次々と校舎を壊している。その後に何が残るというのか?」など大学の対応を批判している。こうした問題が起きたのは初めてのことではなく、2006年には国際数学研究センターの計画が中止されたこともある。
「感情は重要だが、われわれは法律に従って行動している。誰もが旧校舎に愛着を持っているが、大学は発展しなければならない」とはある北京大学関係者の言葉。南門の老朽校舎群(16号〜26号校舎)は文化財指定を受けておらず、取り壊しに法的な問題はないという。
一方、北京市海淀区文化委員会の関係者は、「現在、全国で第3回文化財全面調査が実施されている。1950年代に建てられた北京大学南門の建築群はまだ調査が実施されておらず、今後どのような決定が下るかは定かではない」と話している。(翻訳・編集/KT)
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