Record China 2009年7月1日(水) 8時57分
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29日、中国の呉建民・前駐仏大使は29日、7月の開催が決定したと報道されている日・米・中3か国の局長レベルによる公式会議の実現と会議の前途について期待感を示した。写真は呉建民氏。
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2009年6月29日、中国の前駐仏大使・呉建民(ウー・ジエンミン)氏は、7月の開催が決定したと報道されている日・米・中3か国の局長レベルによる公式会議の実現と会議の前途について期待感を示した。中国新聞網が伝えた。
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呉氏はまず、05年7月に北京市で開催された「第1回日・米・中トライラテラル会議」について触れ、「この会議はあくまでも3か国の非公式な対話だった」と語った。同会議は北京大学、ブルッキングス研究所などが共催し、日・米・中3国の有識者が東アジアの共通の関心事項および3か国の安定と協力について議論するために開催された。当時、呉氏は中国外交学院長として会議に出席し、06年11月の第3回会議、08年に北京で開催された第4回会議にも出席した。呉氏によると、出席者は各国政府に対し、公式レベルに引き上げての会議開催を働きかけてきたという。
3か国の政策を担当する局長レベルの公式会議が今年7月末にワシントンで開催されると一部メディアが報道したことに対し、呉氏は「とにかく第1回目を実現すること。これが重要だ」との認識を示した。
さらに呉氏は「3か国には金融危機や北朝鮮問題など共通の関心事・問題が多くある。局長レベルが問題の本質などを最も理解しており、会議は必ず有意義なものになる」と述べ、「中国の外交は過去30年間で闘争から平和へと転換してきた。日米両国とも共通の利益を探り、強固な基礎を築いていけばいかなる問題の処理も相対的に容易になるだろう」と会議への期待感を示した。(翻訳・編集/HA)
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