「北京グーグル」は社名の盗用=裁判所が故意の犯行と認定―北京市

Record China    2009年6月28日(日) 14時5分

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26日、北京市第一中級法院でグーグルの社名盗用問題に関する裁判が結審した。裁判所は中国企業「北京谷歌」(谷歌はグーグルの中国名)に名称の変更と罰金10万元(約139万円)の支払いを命じた。写真は2006年、中国名「谷歌」の発表会。

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2009年6月26日、北京市第一中級法院でグーグルの社名盗用問題に関する裁判が結審した。裁判所は中国企業「北京谷歌」(谷歌はグーグルの中国名)が悪意のある登録であると認定、名称の変更と罰金10万元(約139万円)の支払いを命じた。27日、北京日報が伝えた。

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2006年、グーグルは中国名「谷歌」を決定、中国の子会社として谷歌情報技術(中国)有限公司を設立、同時に工商部に登録した。2007年11月、グーグルは「北京谷歌」を訴え、賠償金10万元の支払いを求めた。「北京谷歌」は名称ばかりか、その運営するショッピングサイトはデザインや色、フォントまでグーグルに酷似していた。また「google」という英語名がポップアップする仕掛けも組み込まれていたという。

グーグルが中国名を発表した直後に「北京谷歌」は社名を工商部に登録している。訴訟を受け、「谷歌」がグーグルの中国名であることを知らなかったと主張したが、裁判所は悪意のある登録であり、また消費者の誤解を招く商業モラルにもとる行為と認定した。(翻訳・編集/KT)

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