2009年6月、中国文化部及び中国商務部は「ネットゲームにおけるバーチャル通貨管理業務強化に関する通知」を公布した。同通知は未成年向けにバーチャル通貨を発行することを禁止した。27日、中国青年報が伝えた。

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同通知はバーチャル通貨を「実際の品物や他企業の製品及びサービス購入に使えるもの」と規定、特定ゲームにのみ使用されるゲーム内通貨を除外している。未成年への販売禁止により、バーチャル通貨が現実の金融秩序に与える影響を防ぐという。またバーチャル通貨の購入には身分証を用いて実名登録することを義務づけた。

中国ではチャットソフト・QQを運営する騰訊がバーチャル通貨・QQコインを発行している。当初はQQ内のサービス購入にのみ用途が限定されていたが、後には他社もQQコインを採用するなど普及、現金にも交換できるようになった。多くの支持を集めている一方で、他人のアカウントをハッキングしバーチャル通貨を奪うなどの犯罪も増えている。（翻訳・編集/KT）