2009年6月22日、韓国紙「中央日報」は「中国経済に対する盲目的な信頼は一種の“バブル”だ」とする記事を掲載した。環球時報が伝えた。

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近年、国際原油価格が高騰し、低い価格で推移していた商品の価格が再び上昇しているが、そこで中国は大きな役回りをしたとされている。仏大手金融機関ソシエテ・ジェネラルのストラテジスト、アルバート・エドワーズ氏はこのほど発表したレポートの中で、中国経済への盲目的な信頼を「信頼バブル」とし、中国経済について過度に楽観視することは国際原油価格などの暴騰を招くと注意を喚起している。

また、現在の国際社会による中国経済への盲従は、数年前に国際的な投資家がアメリカ経済へ盲従したことを想起させると、エドワーズ氏は指摘。安定した中国の工業生産は「信頼バブル」を否定するかに見えるが、発電量と経済成長率のアンバランスな関係など、中国の統計データは信用できない部分があるとし、世界経済が未曾有の危機的状況に陥っている中、中国経済だけが被害を受けないことは考えられないと指摘した。（翻訳・編集/岡田）