Record China 2009年6月24日(水) 21時57分
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23日、建国60周年記念となる今年の国慶節を迎えるにあたり、北京市の公共交通機関の安全チェック体制は五輪期間中のレベルにまで戻されている。専門家は「五輪以上の警備体制が敷かれるだろう」と話している。資料写真。
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2009年6月23日、香港紙・大公報によると、建国60周年記念となる10月1日の国慶節(建国記念日)を迎えるにあたり、北京市の公共交通機関の安全チェック体制は五輪期間中のレベルにまで戻されている。専門家は「60周年記念の国慶節は政治的な意義が大きいため、五輪以上の警備体制が敷かれるだろう」と話している。
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北京市の公共交通機関の安全チェック体制は、五輪後やや緩やかになっていた。例えば地下鉄駅では、五輪期間中は「手荷物の全件検査」が行われていたが、五輪終了後は「大型荷物は全件、小型荷物は抜き取り検査」に変更されていた。しかし、国慶節まであと100日と迫った6月23日現在、検査は「全件検査」のレベルに戻されている。さらに今後は、各バス停にセキュリティ担当者を複数人配備するとともに、警察官1人に付きセキュリティ担当者2人を同行させるなど、警備体制を強化する予定だという。
また、市内主要36駅では5月末からハイテクシステム「S型電子巡回器」が投入されている。同器には、合理的な巡回ルート、重要ポイントなどが設定されており、担当者は同器の指示に従って巡回することにより、効率的な安全体勢の確保が可能となる。
こうした状況について、反テロ理論の専門家で、武警特殊警察学院の蔡昌軍(ツァイ・チャンジュン)教授は「建国60周年記念式典の政治的意義は通常の記念式典とは比べ物にならないほど大きい。また、閲兵式など屋外で行われる重要なイベントもあるため、五輪よりも厳格な警備体制が敷かれるだろう」とコメントしている。(翻訳・編集/HA)
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