<ウォン安>中国に住む韓国人、帰国が急増―米紙

Record China    2009年6月21日(日) 9時10分

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18日、景気後退やウォン安などにより、中国では韓国人の経営する店の閉店が増えており、帰国する者も急増しているという。写真は韓国人の多く集う北京・五道口。

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2009年6月18日、ロサンゼルス・タイムズによると、景気後退やウォン安などにより、中国では韓国人の経営する店の閉店が増えており、韓国へ帰国する人も急増しているという。19日付で環球時報が伝えた。

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金融危機の影響が出る前の08年3月ごろは1元=130ウォンというレートだったが、1年後の09年3月には同230ウォンまでウォン安が進んだ。現在は180ウォン程度を推移しているが、中国に住む韓国人の生活はきわめて厳しくなっており、北京などに留学している韓国人学生の間でも帰国者が増えている。韓国人が多く住む北京市望京地区は、以前は約7万人の韓国人が住んでいたとされるが、08年秋以降、すでに2万5000人が帰国しており、上海でも韓国人約10万人のうち、08年1月からおよそ2万人が帰国したという。

ウォン安は中国の韓国系中小企業にも大きな打撃を与えている。韓国人の経営する韓国料理店やカラオケ店は客足が途絶え、24時間営業だった店も深夜には閉店するところが増え、倒産する店も後を絶たないという。(翻訳・編集/岡田)

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