震災でブログ炎上した作家、多額の寄付を行う―中国

Record China    2009年6月19日(金) 0時51分

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18日、四川大地震で被害にあった人々について辛辣な文章をブログに掲載したことで攻撃されていた作家の余秋雨氏が、予告を遙かに上まわる寄付を行っていた。写真は余秋雨氏。

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2009年6月18日、揚子晩報によると、四川大地震で被害にあった人々について辛辣な文章をブログに掲載した作家の余秋雨(ユー・チウユー)氏に対して、批判する文章が文芸誌「北京文学」などに掲載された。

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2008年6月、余氏は自身のブログで、四川大地震の際に手抜き建築の校舎の下敷きになり犠牲となった学生らの遺族が施工業者などへの処罰を求めたことに対し、「あなたのお子さんらはもう成仏した。反中メディアに乗せられて余計なこと(請願活動)をするな」と呼びかけた。これをきっかけにブログが炎上、さらに余氏が明らかにしていた総額20万元(約280万円)という震災寄付金までもが「ウソなのでは?」と攻撃の対象となり、「北京文学」誌は、余氏を「秋雨の眼に涙」(親切を装った悪人のそら涙)として批判。

ところが、記者の調べで、余氏の寄付が事実であることが判明した。被災地である四川省都江堰市に小学校を建設することや、小中高各1校に図書館を建設し、多数の書籍を寄付するなど、当初申し出ていた20万元を遙かに上まわる“有言実行”を果たしたという。翻訳・編集/岡田)

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