2009年6月17日、世界的なアクションスターのジェット・リー（李連傑）が、シンガポールに約2000万シンガポールドル（約13億1600万円）もの豪邸を購入したと報じられた。シンガポールの華字紙「新明日報」の報道を中国新聞網が伝えた。

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報道によれば、この豪邸は広大な敷地を持つバンガローだという。リーはすでにシンガポールへ国籍を移しているとも伝えられているが、現地移民局は個人情報を明かすことはできないとして、取材に応じていない。リーは、08年4月にチャリティ組織「壹基金」を設立しており、シンガポールにも同基金の事務所を開設しているという。これは、2人の娘をシンガポールで教育を受けさせたいとの考えもあるようだ。

ジェット・リーは80年代に映画界デビューし、「少林寺」や「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」シリーズのヒットでスターの座を獲得。その後、アメリカへ国籍を移し、ハリウッド映画にも多数出演しているが、シンガポール移住が事実ならば、アメリカ国籍を放棄するということになる。（翻訳・編集/岡田）