Record China 2009年6月18日(木) 23時42分
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17日、国際的な衛生問題研究機関の発表によると、トイレよりも台所の方が非衛生的であり、食べ物や食器・人間を介して有害な細菌が体内に入りこむ危険性が高いことが分かった。資料写真。
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2009年6月17日、「トイレは不潔、台所は清潔」というのは単なる思い込みで、実際にはトイレよりも台所の方が格段に汚れているとの研究結果が発表された。16日付の英紙「デイリー・テレグラフ」の記事を中国の新華社が報じた。
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英国衛生委員会は、世界各国の微生物学や病毒学・伝染病・免疫学などの専門家からなるチームを組織。同委員会の調査によると、台所の蛇口においては、調査対象全体の3分の1から基準値を上回る細菌数が検出された。これに対し水洗トイレのレバーでは、基準値を超えたのは15%だけだった。また、14%の台所の蛇口から大腸菌が検出されたが、トイレのレバーではわずか6%。さらに8%の蛇口で、肺炎を引き起こす危険性のある黄色ブドウ球菌が検出されている。
このほかにも台所のモップやまな板、テレビのリモコン、電話機などからも大量の細菌が見つかった。逆に家のなかで最も清潔な場所はトイレのドアノブであることが判明。そのうち75%が「基準値以下で安全」と評価された。
各家庭の台所では蛇口以外に、生ゴミ粉砕機、調味料入れ、石鹸入れ、布きんなども有害な微生物の温床となっているため、食品を扱う食器や設備を毎日徹底消毒するように同紙は呼びかけている。(翻訳・編集/本郷)
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