中国はなぜG8より「BRICs」に熱心なのか―仏華字紙

Record China    2009年6月18日(木) 10時14分

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16日、仏華字紙は「中国はなぜG4に熱心でG8に冷たいのか」と題した記事で、中国の関心は主要8か国首脳会議(G8)への新規加盟より新興4か国(BRICs)との協力強化に傾いていると論じた。写真は中ロ国境の町・満州里市。

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2009年6月16日、フランスの華字紙・欧州時報は「中国はなぜG4に熱心でG8に冷たいのか」と題した記事で、中国の関心は主要8か国首脳会議(G8)への新規加盟より新興4か国(BRICs)との協力強化に傾いていると論じた。中国紙・環球時報が伝えた。

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ロシアと中国、中央アジア4か国の計6か国で構成する上海協力機構(SCO)は16日、ロシアのエカテリンブルクで開かれた首脳会議で、核不拡散と北朝鮮に6か国協議への復帰を促すことなどを盛り込んだ「エカテリンブルク宣言」を採択して閉幕。その後、ブラジル、ロシア、インド、中国の新興4か国(BRICs)首脳が初めて正式に会談した。

記事は、BRICsが今後はより具体的な実行能力を持つ組織に発展するとして世界中の注目を集めていると指摘。初の首脳会議を開催し国際社会の表舞台に出てきたことは「関係がより緊密化したことの表れ」としたが、明らかにG8への関心が薄れているように見える中国に「なぜ権威あるG8よりまだ形の整っていないG4にそれほど熱心なのか」と疑問を投げ掛けた。(翻訳・編集/NN)

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