<調査>年収1.4億円以上の実業家たち、「でも自分は上流に属さない」!?―中国

Record China    2009年6月17日(水) 19時49分

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15日、個人資産1000万元以上の実業家を対象に実施した中国の調査で、8割が「中国国内の貧富の差はあまりにも大きい」と認識していることが明らかになった。写真は南京の肉体労働者ら。

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2009年6月15日、中国実業家の理想生活についての報告書が発表され、800人近い個人資産1000万元(約1億4000万円)以上の実業家の多くが、「中国の貧富の差はあまりにも大きい」と認識していることがわかった。中国新聞社が伝えた。

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中国の富裕層向け雑誌「Best Life・香格里拉(シャングリラ)」と復旦大学管理学院の盧暁(ルー・シャオ)博士が共同で行った調査は、チベット自治区と青海省を除く27の省、直轄市、自治区の61都市で4か月にわたって実施され、792人からの回答を得た。調査項目は48項目におよび、理想的人格や理想的環境、理想的休暇などについて細かく質問している。その結果、回答者の8割が現在の中国について「貧富の差があまりにも大きい」と感じていることがわかった。また、6割近い回答者が「現在の中国には上流社会が存在する」と認識しているが、大部分は「自分たちは上流社会に属していない」と答えている。

また、「ライフスタイルにこだわりを持っている」と答えたのはわずかに15%足らずで、1年間の支出は収入の1割ほど。ブランド品など高級品の購入には、地域によって考え方が異なることも判明した。回答者らが認める世界の実業家には、1位に李嘉誠(香港の大富豪、長江実業グループ創設者)、2位にビル・ゲイツ、3位にジャック・マー(電子商取引最大手アリババの最高経営責任者)が選ばれている。(翻訳・編集/本郷)

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