中国との国境に2個師団と新鋭戦闘機を増派―インド

Record China    2009年6月18日(木) 2時9分

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2009年6月16、国際先駆導報は記事「中国を警戒するインド軍:1962年の敗戦を繰り返さないと発言」を掲載した。中国に隣接するアルナーチャル・プラデーシュ州の駐留軍が大幅に増強されているという。写真は人民解放軍の演習。

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2009年6月16、国際先駆導報は記事「中国を警戒するインド軍:1962年の敗戦を繰り返さないと発言」を掲載した。

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中国に隣接するインドのアルナーチャル・プラデーシュ州は空港8か所の管理権を国防省に移管した。これに伴いインド軍は戦闘機Su-30を配備、また2個師団(1個師団は2万5000人〜3万人)を増派するという。在インド中国大使館勤務の経験のある外交部官僚は、国境付近は大軍を駐留させる条件に乏しく、また軍事的意義も大きくないと指摘、インド側は交渉のカードとして使用する意図があるのではとの見方を示した。

今回の駐留軍増派の旗振り役となったのが、アルナーチャル・プラデーシュ州のシンガ州長。空港移管儀式では国防政策当局はパキスタンだけではなく、中国に対しても警戒を怠るべきでないと強調した。

インド軍は、実際に戦闘が起きた際は1962年の武力衝突時の二の舞にならないよう態勢を整えているという。当時、中国軍はインド軍の包囲殲滅に成功したが、その再現を避けるため指揮本部を後方に配置するなどの対応が見られるという。(翻訳・編集/KT)

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