2009年6月15日、中国電力企業聯合会がこのほど発表したデータによると、同国の09年5月の電力使用量は前年同期比2．57％減だった。減少率は4月の同3．63％減に比べると1ポイント近く縮小しており、あるアナリストはその理由について、「使用量全体の約6割を占める重工業向けが4月に比べ増加したため」と分析している。中国新聞社が伝えた。

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重工業用の電力使用量を単月でみると、4月の前年同期比8．5％減に対し、5月は同4．9％減となっており、使用量の増加傾向がみえる。5月の鉄鋼生産量は前月比約7％増の4646万トンと大きく伸びており、これが重工業全体の電力使用量を押し上げたとみられる。（翻訳・編集/東亜通信）