2009年6月15日、中国の最高学術機関である中国社会科学院が、「都市白書」の発表会を兼ねた2009年「中国都市発展サミットフォーラム」を開催した。中国の都市化率が高まっていることが明らかにされた。中国網の報道。

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都市白書では、07〜08年度の中国における都市化の状況などについて俯瞰しつつ、金融危機を背景とした都市発展の問題点や課題が分析されているほか、経済・社会・環境・都市建設など各方面から09年の都市建設情勢について予測が加えられているという。

中国の都市化率は08年末までに45．7％を達成しており、都市人口は6億700万人。中小規模も含めた人口集中都市は655都市だが、そのうち人口が100万人を超える都市は118都市にのぼる。うち大規模都市は39。都市経済の社会に与える収益は継続的に高まっており、都市生産総額と1人当たりの平均収入は10％以上の成長率を続けているという。（翻訳・編集/岡田）