2009年6月13日、台湾の中央通訊社は記事「捕まえきれない大陸汚職官僚：ほぼ全員が愛人を囲う」を掲載した。

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今年4月、共産党中央紀律委員会に摘発された広東省政治協商会議の陳紹基（チェン・シャオジー）主席は広東テレビの女性アナウンサー・李泳（リー・ヨン）に加え、粤劇の名女優・蒋文端（ジャン・ウェンドゥアン）を愛人としていたことがわかっている。今月摘発された許宗衡（シュー・ゾンホン）深セン市長も「最近香港籍に転じた有名大陸女優」を愛人としていたと伝えられる。今や中国メディアはその愛人が誰なのか、競うように報道を続けている。

このように中国の汚職官僚と愛人は切っても切れない関係にあり、性と権力、そして金の絡んだ取引が続けられている。共産党は風紀引き締めに躍起となっているが、たんに禁止令を出すだけでは成果は見込めない。汚職官僚と愛人の問題がますます深まるなか、真に効果のある対策を打ち出すべき時期に来ている。（翻訳・編集/KT）