チェックアウトは午後2時まで延長可能に、300軒以上のホテルが同意―中国

Record China    2009年6月16日(火) 11時29分

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14日、中国のホテル業界では慣例となっている「チェックアウトは正午まで」というルールを、「午後2時まで」に延長する動きが全国のホテルに広がっている。写真は山東省済南市のホテル。

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2009年6月14日、中国新聞社は中央電視台の報道として、中国国内300軒以上のホテルがチェックアウト時間を現行の「正午まで」から「午後2時まで」に延長すると伝えた。

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中国のホテルは慣例としてチェックアウトは正午までで、これを超えた場合には半日あるいは1日の宿泊料金を請求することになっている。今回、旅行業界専門サイトが「ゆったりチェックアウト」キャンペーンを展開、このサイトに加盟している300軒以上のホテルが6月1日より2か月間、午後2時チェックアウトを実施するという。

これとは別に、広東省珠海市観光局と観光協会は全市のホテルに向けて「ゆったりチェックアウト」を奨励。全ホテルの86%にあたる78軒で、すでに午後2時チェックアウトが実施されている。こうした全国的な動きのなかで、チェックアウト時間も「午後3時まで」や「午後4時まで」とするホテルも増えており、利用客からは支持する声があがっている。その一方で、ホテル従業員からは「労働時間の大幅な調整が必要であり、逆にチェックインの時間が遅くなる」と批判的な意見も出ているという。(翻訳・編集/本郷)

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