2009年6月11日、「重慶商報」は今や中国で一大ブームとなっている「萌え」文化について報道。日本で生まれた「萌え」が、いかに中国の若者の間に浸透しているかを取材した。

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重慶市の繁華街でも「萌えっ娘」を見かけることが多くなった。彼女たちは人気アニメや漫画の美少女になりきるため、1時間以上かけてコスプレするという。メイクのポイントは「デカ目」で、ウイッグは必需品。彼女たちの多くは、自分のコスプレ写真を中国の「萌え」系サイトに投稿しており、なかには毎日違ったコスプレ写真をネット上に公開する女性も。それぞれに熱狂的なファンもついていて、アイドル並みの人気となっている。

今中国ネット界で話題になっている47歳の「萌えっ娘」コスプレ熟女は、重慶市に住む2児の母である王さん（仮名）。若々しい彼女は25歳ほどにしか見えず、実年齢を言っても誰にも信じてもらえないという。「最初は『萌え』の意味もわからなかった。私を見たチャット友達が勧めてくれたの」と話す王さんは、今ではすっかり「萌え」に夢中。普段から美少女メイクを心がけているとのこと。

さらにもう1人、中国最強の「萌えっ娘」がネット上に出現した。彼女は大きな瞳にふっくらとした頬、あどけない口元をしていて、どう見ても「超カワイイ」幼児。だが実年齢は20歳をはるかに超えているそうで、そのギャップが話題になっている。（翻訳・編集/本郷）