中印国境で軍輸送機墜落?乗組員13人は絶望か―インド軍

Record China    2009年6月11日(木) 23時9分

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10日、中印国境地帯で失踪していたインド空軍輸送機AN-32の残骸が発見された。乗組員13人の生死についてはまだ明らかにされていない。資料写真(ソ連製大型輸送機イリューシン76)。

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2009年6月11日、中印国境地帯で10日午後に失踪していたインド空軍輸送機AN-32の残骸が、捜索人員によって発見された。乗組員13人の生死についてはまだ明らかにされていない。インド軍部の10日の発表を環球時報が伝えた。

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輸送機の残骸が発見されたのは離陸地点のMechuka基地より60kmの中印国境、アルナーチャル・プラデーシュ州(中国名:チベット自治区山南地区)の山中。近隣住民は10日午後2時ごろ(現地時間)、大きな音とともに山中に上る煙を目撃している。インド空軍によると、同機は通常任務の中途でレーダー上から姿を消したという。インド軍は80年代半ばにソ連より同型機を導入し、現在80機あまりを所有。これまでに8機が墜落しており、前回は99年にニューデリー郊外で墜落事故を起こしている。

台湾・中央通訊社の10日付報道によると、インド軍の規定により、乗組員13人の生死は遺族への通知なしに公表することはできないが、同軍はこれを絶望視しているともとれるコメントを発表したという。(翻訳・編集/愛玉)

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