Record China 2009年6月9日(火) 16時13分
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8日、今年10月に打ち上げが決まった中国初の火星探査機「蛍火1号」が、ロシアのモスクワに運ばれたと中国メディアが報じた。写真は火星。
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2009年6月8日、今年10月に打ち上げた決まった中国初の火星探査機「蛍火1号」が、ロシアのモスクワに運ばれたと中国メディアが報じた。浙江日報が伝えた。
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北京大学地球・空間科学学院の焦維新(ジアオ・ウェイシン)教授によれば、火星探査機の打ち上げは難しく、これまでも約3分の2が失敗に終わっている。しかし、ロシアの成功率は100%であることから、「蛍火1号」を火星の周回軌道に乗せることは「何の問題もない」との自信を見せた。また、ロシアとの合同プロジェクトチームの陳昌亜(チェン・チャンヤー)総設計師によれば、探査機からの信号を地上で受信する作業も難易度が高いが、同設計師は「一旦成功すれば大丈夫だ」と述べた。
焦教授は今回のプロジェクトについて、「中国が独自に火星探査機を打ち上げるまでには20年かかる」とした上で、「海外との協力が今のところ一番手っ取り早い方法だ」との見解を示した。(翻訳・編集/NN)
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