<金融危機>世界各地で出稼ぎ労働者の「逆流現象」、最多は中国とインド―香港紙

Record China    2009年6月10日(水) 7時5分

拡大

7日、世界的金融危機の影響で出稼ぎ労働者の帰国が相次いでいると香港紙が報じた。30年代の世界大恐慌以来、最大の「逆流現象」だという。写真は5月に北京で開かれた就職面接会。

(1 / 4 枚)

2009年6月7日、香港紙・文匯報は、世界的金融危機の影響で出稼ぎ労働者の帰国が相次いでいると報じた。30年代の世界大恐慌以来、最大の「逆流現象」だという。

その他の写真

記事によれば、中国人とインド人の数が最も多い。発展途上国から先進国への移民の数も、数十年来で初めて減少に転じた。今年1月〜3月、メキシコから米国へ移住した人の数は昨年同期比13%減、ポーランドやチェコなどのEU新規加盟国から英国へ移住した人も同55%減となっている。

米ハーバード大学で移民の動向を研究する維韋(ウェイ・ウェイ)研究員は、「昔なら米国への移民はそのまま帰国しないことを意味したが、今は違う」と話す。同研究員の調査によれば、米国に移住した中国人の72%、インド人の56%が「祖国には良いビジネスチャンスがある」と回答。また今後5年間で、過去20年間の累計10万人をはるかに超える20万人が中国とインドに帰国すると同研究員は推測している。(翻訳・編集/NN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携