経済特区代表する現職市長、身柄を拘束=汚職容疑で―広東省深セン市

Record China    2009年6月7日(日) 15時32分

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6日、香港の英字紙「サウスチャイナ・モーニング・ポスト」は、中国の経済特区を代表する広東省深セン市の許宗衡市長夫妻が共産党規律検査部門に拘束され、取り調べを受けていると報じた。写真は許市長。

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2009年6月6日、香港の英字紙「サウスチャイナ・モーニング・ポスト」は、中国の経済特区を代表する存在である広東省深セン市の許宗衡(シュー・ゾンホン)市長夫妻が共産党規律検査部門に拘束され、取り調べを受けていると報じた。BBC放送中国語サイトが伝えた。

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同紙によると、許市長夫妻は5日早朝に自宅から連れ去られたという。ある関係者は請負プロジェクトに関連する汚職が原因との見方を示した。また、株価操作の疑いで拘束された家電販売チェーン「国美電器」の創業者・黄光裕(ホアン・グワンユー)氏の事件に関連した疑いがあるとも伝えられている。

深セン市は改革開放以来急速な成長を遂げた、いわば中国経済発展の象徴ともいえる存在。しかししばしば汚職事件が摘発されており、昨年は元市長の于幼軍(ユー・ヨウジュン)も摘発される事態となった。検察の統計によると、昨年同市で摘発された贈収賄など汚職事件の容疑者は169人。前年比で22%増加している。(翻訳・編集/KT)

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