Record China 2009年6月5日(金) 14時16分
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2日、米民間軍事研究機関グローバルセキュリティー(電子版)は韓国と北朝鮮の軍事力を比較し、両国間で戦争が始まれば韓国の被害は数百億ドル、数万人に上ると分析した。写真は韓国と北朝鮮の軍事境界線。
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2009年6月2日、米民間軍事研究機関グローバルセキュリティー(電子版)は韓国と北朝鮮の軍事力を比較し、両国間で戦争が始まれば韓国の被害は数百億ドル、数万人に上ると分析した。環球時報が伝えた。
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記事は、北朝鮮が2度目の核実験を強行した理由について「10数年来徐々に失ってきた軍事力を取り戻すため」と分析した。北朝鮮の軍は90年代後半から、資金不足による分裂・瓦解が続いている。トラックや装甲車が故障しても交換部品を買う金もない。軍機や軍艦があまり姿を見せないのもパイロットなどを養成する余裕がないからだ。一方、韓国の軍事予算は北朝鮮の40倍以上となっている。
北朝鮮が韓国に宣戦布告すれば、真っ先に狙われるのは弾道ミサイルの射程距離にすっぽり入っている首都・ソウル。その場合、韓国の経済被害は数百億ドル、死者も数万人に達すると記事は分析する。生物・化学兵器や特殊部隊といった「恐るべき武器」が投入されれば、被害規模はさらに拡大するだろう。
北朝鮮は核を含むそれらの「武器」を、国際社会からの干渉を退けるための外交カードとして使ってきた。それは国内の独裁体制を維持するために他ならない。記事は、今のところその目論見は成功し、各国は北朝鮮の顔色をうかがいながら遠巻きに様子を見ることしか出来ないでいると指摘した。(翻訳・編集/NN)
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