Record China 2009年6月5日(金) 15時26分
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2009年6月、米ワシントンポスト紙は、コラムニストであるアン・アップルバウム氏の記事「平壌のシャドーボクシング」を掲載した。写真は中朝国境。2005年10月24日、中国人民志願軍の朝鮮戦争参戦55周年記念式典が開催された。
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2009年6月、米ワシントンポスト紙は、コラムニストであるアン・アップルバウム氏の記事「平壌のシャドーボクシング」を掲載した。アン氏は北朝鮮は中国の傀儡(かいらい)であり、核実験はアジアにおける米国の威信を傷つけ、核拡散防止に対するオバマ政権の覚悟を探るために中国が企図したものとの見方を示している。4日、環球網が伝えた。
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アン氏は中国は北朝鮮に対する唯一の影響力を持つ国家と指摘する。一夜にして北朝鮮政権を打倒する軍事力を持つほか、エネルギー提供や貿易ルートを閉ざす制裁も可能。また国境を開放し難民を受け入れれば、20年前の東独のように国家崩壊を促すこともできると指摘する。
しかし口では北朝鮮を批判しながらも実際には事態の悪化を見守るばかり。こうした中国政府の態度からアン氏は核実験からミサイル発射など北朝鮮の一連の行為は中国の指示によるものとの見方を示している。
その目的は二つあるという。第一にアジアにおける米国の威信を低下させること。米国の保護がもはや有効ではないと韓国や日本が判断すれば中国に接近する可能性もある。第二に軍事的威嚇(いかく)に対するオバマ政権の反応を知るためと指摘した。
アン氏の主張に対し、環球時報は「新たな陰謀論」であり、合理的な論拠に欠けていると批判している。(翻訳・編集/KT)
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