Record China 2009年6月5日(金) 0時53分
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2日、中国教育部の責任者が「大学受験者の減少は就職難が原因」とする報道について否定的な見方を示し、大学受験の適齢人口の減少が原因だとの見方を示した。写真は受験勉強する学生。
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2009年6月2日、中国の大学入学者選考のための全国統一試験「全国普通高等学校招生入学考試(以下、高考)」が今月7〜8日に行われるが、中国教育部の姜鋼(ジアン・ガン)氏によると、今年度の高考受験者は1020万人で、2008年と比べて約40万人(3.8%)減少したことが明らかになった。3日付で新京報が伝えた。
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姜氏は、「受験者の減少は就職難が原因」とする報道について否定的な見方を示し、主な原因は大学受験の適齢人口の減少によるものだとした。国家統計局の公表したデータによれば、大学進学人口は減少傾向で、08年の高校卒業生は849万人だったが、今年は834万人に減少した。姜氏は、来年には803万人にまで減少するとの見通しも明らかにした。
同氏はまた、大学の募集人数は629万人と4%増えた一方で、受験者は3.8%減っており、大学へ進学しやすくなったとしたが、大学を受験しない84万人の高校卒業生の存在については、具体的に触れることはなかった。今年は834万人を数える高校卒業生のうち、大学受験者は750万人で、約84万人が大学を受験しないという。(翻訳・編集/岡田)
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