<天安門事件>元学生リーダーが語る中国民主化への期待―米メディア

Record China    2009年6月4日(木) 11時44分

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6月、天安門事件の元学生リーダー・王丹(ワン・ダン)氏は米シンクタンク・ヘリテージ財団のエドワーズ研究員と対談、中国民主化の展望について語った。写真は人民解放軍。

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2009年6月、天安門事件の元学生リーダー・王丹(ワン・ダン)氏は米シンクタンク・ヘリテージ財団のエドワーズ研究員と対談、中国民主化の展望について語った。2日、ボイスオブアメリカ中国語サイトが伝えた。

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王氏は「20年前、天安門に集まった自分たちの世代は理想主義者だった」と語り、一方で「現在の若者たちは世界の他の国の若者と同様、より自分たちの利益を重視するようになった」とコメントした。しかし「それは失望するべきことではない。自己の利益を追求すれば、最終的に共産党と衝突することになるだろう」と話している。

また、欧米諸国は中国共産党の新世代リーダーが民主的な改革を進めると期待しているが、王氏は自身の経験から「現実的ではない」と批判した。「期待すべきはやはり市民。現在の中国では、共産党による徹底的管理という現実の影に、インターネットを基盤とした新たな中国が生まれている」と期待を寄せている。「中国の民主化がすぐに達成されることはないが、少なくとも明るい光が見えている」と未来への希望を語った。(翻訳・編集/KT)

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