<天安門事件20周年>共産党系新聞が英文記事を発表―中国

Record China    2009年6月4日(木) 12時32分

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31日、中国共産党系新聞は、1989年に起きた天安門事件に関する長編の英文記事を掲載した。写真は天安門広場を警護する警察官。

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2009年5月31日、中国共産党機関紙・人民日報系の国際情報紙「環球時報」は、1989年に起きた天安門事件に関する長編記事を掲載した。タイトルは「Evolution of Chinese intellectuals' thought over two decades」で英語版のみとなっている。2日付で香港紙・明報が伝えた。

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天安門事件とは、北京の天安門広場で民主化を求める大学生らを中心としたデモ隊に対し、政府が武力鎮圧を行った事件だ。当時の中国で大学生は「知識分子」と呼ばれるエリート。記事ではその「知識分子」の役割の移り変わりや、事件が彼らに与えた影響などが論じられている。以下はその内容。

1、80年代の「知識分子」

当時は多くの知識分子が、西側の発展モデルを盲目的に信奉していた。78年からの改革開放政策が始まったばかりで「社会主義市場経済」の概念も未完成なこの頃。悲惨な経済状況に加え、文化大革命時代の極左思想も根強く残る社会で、知識分子たちは中国の将来に不安を感じ、「自由」と「民主」を追い求め始めていた。知識分子が世論のリーダーだった時代。

2、事件後の「知識分子

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