Record China 2009年6月3日(水) 20時58分
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1989年に北京で起きた「天安門事件」20周年目前の2日、中国外交部で開かれた定例記者会見で、外国メディアから事件の真相などに関する質問が相次いだが、秦剛報道官は型通りの回答に終始した。写真は天安門広場。
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2009年6月3日、多維新聞網などが伝えたところによると、1989年に北京で起きた「天安門事件」20周年目前の2日、中国外交部で開かれた定例記者会見で、外国メディアから事件の真相などに関する質問が相次いだが、秦剛報道官は型通りの回答に終始した。
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同日の会見で最初の質問は同事件に関するもので、記者の1人が「事件で何人が死亡したのか」と質問。さらに「事件の真相を知るため質問するもので、(政治的な)名誉回復とは関係ない」などと付け加えた。
報道官は「80年代末に中国で起きた政治的な騒ぎと、それに関するあらゆる問題について、中国共産党と政府は早くに明確な結論を出している」と説明。改革開放30年間の経済社会の大成果は、中国的特色を持つ社会主義の道が、中国の多くの人民の根本的な利益に合致することを証明したなどと述べた。
続く5件の質問も事件に関するもので、西側の記者の中には、事件の代名詞として「天安門の虐殺」を使うケースもあった。報道官は一部の質問は回答を避けた。同日の会見での質問20件のうち、6件が事件に関するもの。しかし、外交部のホームページには問答は掲載されていないという。(翻訳・編集/東亜通信)
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