渋滞解消目指し公共交通の利用率引上げへ―北京市

Record China    2009年6月3日(水) 9時0分

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2日、北京市は2012年までに、朝夕のラッシュ時の交通ネットワークの運行スピードを08年末に比べて3%アップし、市民の公共交通機関利用率を08年末に比べて6.4ポイント高い45%にする計画であることがわかった。

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2009年6月2日、北京政府が6月1日に発表した「北京市の交通渋滞を軽減するための第6段階(2009年)業務案」によると、同市は2012年までに、朝夕のラッシュ時の交通ネットワークの運行スピードを08年末に比べて3%アップし、市民の公共交通機関利用率を08年末に比べて6.4ポイント高い45%にする計画であることがわかった。

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北京市交通部は市政府の発表に合わせ、公共交通機関ネットワークの発展を優先し、スムーズな通勤システムを確立するとの方針を表明した。その中で同部は、軌道交通の建設に引続き注力するとともに、地下鉄の運行間隔を最短に縮めるなどすでに設置済みの軌道交通ネットワークの活用も図っていくことを明らかにしている。

また、路面公共交通については、バス専用路線を20km分増設して合計278.5kmとするほか、重複路線の解消や重複駅の削減などによってスムーズな通勤システムの確立に重点を置くという。同部ではこれらの施策によって公共交通システムの利用者増を図り、道路の渋滞問題を軽減していく方針だ。(翻訳・編集/東亜通信)

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