Record China 2009年6月2日(火) 19時40分
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1日、中国で外来種による環境への影響が深刻になっている。少なくとも283種類の外来生物が中国国内に侵入し、被害額は2000億元に達している。写真は湖北省宜昌市で大量発生したホテイアオイ。
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2009年6月1日、中国経済週刊によると、世界的にも外来種の侵入が問題となっているが、中国でも環境への影響が深刻になっている。
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中国国家環境保護部の関係者は、国際自然保護連合(IUCN)が指定した、生態系や人間活動への影響が大きい「世界の侵略的外来種ワースト100」のうち、50種類が中国に存在すると指摘する。湖北省宜昌市の黄柏河では南米原産のホテイアオイ、広東省では南米原産のスクミリンゴガイ、雲南省のシーサパンナでは南米原産のヒヨドリバナ、中国東北部では北米原産のオオブタクサがそれぞれ繁殖し、環境に大きく影響するなど、全国的に外来種による問題が多数起きている。
調査によれば、少なくとも283種類の外来生物が中国国内に侵入しており、2001〜03年の調査では年間約1200億元(約1兆6800億円)もの被害が発生しているとされたが、現在では被害額は2000億元(約2兆8000億円)に達し、国内に侵入した外来種のうち、46.3%はすでに自然保護区域内に入り込んでしまっているという。(翻訳・編集/岡田)
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