<北朝鮮核実験>苦しい「綱渡り」を続ける中国、「いつか我慢の限界が」―米メディア

Record China    2009年6月1日(月) 15時33分

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5月31日、中国紙は、北朝鮮の2回目の核実験をめぐり、世界中が中国の出方を注視していると報じた。写真は韓国と北朝鮮の軍事境界線周辺に設けられた非武装中立地帯。

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2009年5月31日、中国紙・環球時報は、北朝鮮の2回目の核実験をめぐり、世界中が中国の出方を注視していると報じた。

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米CBSテレビは、北朝鮮の核問題における中国の苦境を「綱渡り」と形容した。国境を接する中国は北朝鮮で動乱が起これば、大量の難民が流入するなどのとばっちりは必至。報道は「中国の我慢は無限ではない」とした上で、「アジア情勢の緊張は経済回復に良い影響を与えない」と指摘した。

また、ドイツ紙・フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥングは29日の一面で、北朝鮮が核保有に成功すれば、日本も核武装せざるを得なくなる。中国にとっては大きな脅威だ」とし、中国は北朝鮮に対する態度を硬化させるべきだと論じた。

遼寧社会科学院辺境研究所の呂超(リュイ・チャオ)所長は、「中国と北朝鮮は現在、互いの立場に矛盾を有するが、我々は自らの立場を堅持しなければならない」と述べる一方、中国に先制攻撃を仕掛けるよう煽る一部の国際社会の声に対しては「新たな核競争を引き起こすだけだ」と断固反対の姿勢を見せた。(翻訳・編集/NN)

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