身長106m、20年の歳月を費やした巨大像を公開―河南省鄭州市

2006年10月15日、河南（かなん）省鄭州（ていしゅう）市の黄河南岸で、炎帝（えんてい）と黄帝（こうてい）像の主体工事が終わり、一般公開が行なわれた。

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小山のような巨大像は高さが106mあり、アメリカの「自由の女神」より8m高く、世界最高であるという。この像の建設工事の総量は、12層建てのビル2棟の工事に相当し、20年間をかけて建造された。人物像の目の横幅は3m、鼻の長さが8mというから驚きだ。

像の前にある15万平方メートルの広場は、国内外の観光客が像を眺めるための場所となる。

農業の神である炎帝と軍事の神である黄帝は、中国の古代伝説中の帝王で、2人合わせて炎黄と呼ばれる。漢民族は、自らを炎黄の子孫と称する。