Record China 2009年5月29日(金) 10時49分
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28日、ブログ「胡参謀長hubrainpower」は記事「なぜ米国はあわてて日韓防衛を表明したのか?」を発表した。写真はマケイン米上院議員。今年4月、在米中国大使館にて。
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2009年5月28日、ブログ「胡参謀長hubrainpower」は記事「なぜ米国はあわてて日韓防衛を表明したのか?」を発表した。以下は同ブログより。
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27日、クリントン米国務長官は北朝鮮に対し「米国は常に日韓を防衛する責務と意志がある」と表明、挑発行為は深刻な結果をもたらすとして、核開発を放棄し六か国協議に復帰するよう求めた。
この慌ただしい表明は何を狙いとしているのか?同ブログは以下の4点を指摘している。
(1)はっきりと、そして強い調子で北朝鮮に態度を示すことで、問題の深刻さを悟らせ、地域の安定を揺るがす冒険的行動に出ないよう牽制する。
(2)あらためて同盟国への支持を表明し、日韓指導者、そして国民を鼓舞し、危機的状況にあって米国が友人であることを伝える。
(3)情勢が緊迫するなか、日韓が核開発へと踏み切らないよう制止する。すでに日韓の国内には核開発を求める意見もあがっているが、それは米国の利益とは合致しない。そうした動きを牽制するためには米国が日韓に「核の傘」を含めた全面的な保護を与えることが唯一の有効な手段となる。
(4)声明は中国に圧力を加えるものでもない。北朝鮮の度重なる挑発行為で中国の威信は地に落ちたとはいえ、米国は中国に一縷の望みを託している。
(翻訳・編集/KT)
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