2009年5月26日付の新聞晨報によると、上海市から北朝鮮への観光ツアーは予定どおりのスケジュールで、同日午後に出発する。北朝鮮の朝鮮中央通信は25日、北朝鮮が再び核実験を行ったことを報じたが、ツアー決行には影響しなかった模様だ。

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今回のツアー参加者は24名で、5日間の旅程。一行は遼寧省瀋陽市で1泊し、27日に北朝鮮へ向かう。ツアーを企画している上海錦江国際旅行社によると、瀋陽市で1泊するのは、上海から北朝鮮への直航便がなく瀋陽でトランジットするためだという。また、北朝鮮への入国にあたり、携帯電話やプロ用途のカメラ持ち込みが禁止されるほか、望遠レンズの持ち込みも禁じられる。

8〜9月は北朝鮮の観光シーズンにあたり、平壌（ピョンヤン）でアリラン祭が行われるなどの背景でツアー参加者の増加が見込まれている。同旅行には、問題がなければ毎月2組の北朝鮮ツアーを実施するとしており、次回のツアーは6月末に出発する予定だという。（翻訳・編集/岡田）